「嫌われる勇気」というドラマが始まりました!
皆さん観ていますか??
私はこの原作である、岸見 一郎さんと古賀 史健さん共著の「嫌われる勇気」という本が、何度も読み返すほど大好きです。
![]() 嫌われる勇気 [ 岸見一郎 ]
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大好きな理由。それは、
世の中のありとあらゆる悩みは、たった1つの原因で起こってるんだ!全て対人関係の悩みなんだよ!っという、アドラー心理学の教えを、めちゃめちゃわかりやすく、具体的に書いている本なのです。
アドラー心理学を始め、心理学ってわかりにくいですよね。。。
私も、「心理テスト」だったら子どもの頃から大好きでしたが、「心理学」って言われると「難しい」としか思えませんでした。。
私は、自己紹介にも書きましたがいつも悩みに埋もれて生きてる人間です。(苦笑)
そんな私だから、「これを知ってれば悩みが解決するよ~!へっへっへー!」と言われたら、こういう類の本は読まずにはいられないのです。
そんな私は、この「嫌われる勇気」という本を読んで、
「アドラー心理学ってこういうことなんだ!」
と頭スッキリ、爽快に理解できました。
アドラーさんは、
「人間の悩みは全て、対人関係からくる悩み」なんだよ。と言っていて、
その上で、
「自由とは他者から嫌われること」
「トラウマは存在しない」
「人は変われる!誰もが幸福になれる」
と主張しています。
う~ん。これだけだと何のことやら?やっぱり難しいですね。
詳しくは本を読めばわかります!
が、
一言でまとめるのはもちろん無理なのですが、あえてまとめると、
「他者から嫌われないように生きようとすると、
常に他者に合わせなければいけなくなる。」ということを言っています。
アドラー子育てとは?
この、「嫌われる勇気」の著者であり、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎さんが、アドラー心理学に基づいた子育て論の本を出版されています。
![]() 子どもをのばすアドラーの言葉 [ 岸見一郎 ]
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この本の他にも、アドラー心理学に基づいた子育て本は、沢山出版されているのです。
![]() マンガでよくわかるアドラー流子育て これでもう感情的にならない!【電子書籍】[ 宮本秀明 ]
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![]() イライラしないママになれる本 [ 野口勢津子 ]
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![]() アドラー式「言葉かけ」練習帳 [ 原田綾子 ]
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アドラー式子育て、流行ってるんですね。
アドラーさんは「嫌われる勇気」が出版される前は日本ではほぼ無名だったのに、一躍有名人となってますね!
この、アドラー式子育てって一体何なの?というところが気になりますが、
「子どもを大人の下に見ず、対等な関係として向き合おう」というものです。
子どもを褒めたり叱ったりして評価するのではなく、子ども自身の意思や能力を認めてあげる。
親の都合や感情で子育てに介入するのは辞めて、子どもの存在を信頼し、尊重することが、子の自立、自己肯定感を育てる良い方法である。
というのを基本としています。
子どもは褒められることに慣れると、褒められることが目的となってしまって、褒められないとやらない!と言う風になってくるし、
親から注目されることばかりが目的となると、大袈裟に泣いたり、時には不良になったり、引きこもりになったりする。
だから、子どもは褒めて伸ばすのでも、叱って伸ばすのでもなく、「対等に会話が出来る関係を築いていくことが大事」ということです。
アドラー式子育てってそんなに素晴らしい?
私は「嫌われる勇気」の本に書かれていることを、とても真剣に読んだし、すごく参考になることが沢山書かれていたし、何よりも私と母との関係性の悩みを解決してくれました。
しかし、子育てについては、疑問がとても多いです。
最近、アドラー子育てに限らず、子育てのHOW TOって多いですよね。
「叱らない子育てをしよう」
「優しいお母さんでいよう」
さらには「褒めてもいけない」…?!
そうやって、こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけない、と思えば思うほど、自分の理想を高くしてしまって、理想と現実のギャップに苦しみ、子育てが楽しくなくなってしまう気がするのです。
だから私はあえてやらないよ。アドラー式子育て
大人になれば、より良く生きるために色々な手法を取り入れるのはいいと思います。
でも私は、「子育ては頭でやるものじゃなくて、心でやるもの」だって考えています。
それは私の過去の失敗からです。
色々な本を読んで勉強して実践しても、子どもはそんなに簡単に、教科書通りな返しはしてくれなかったんですよね。
そうすると、段々子どものことが嫌いになってきてしまって…
「どうしてこんなことも出来ないんだろう」
「どうして伝わらないんだろう」
と、いつしか子育てを楽しめなくなってしまいました。
そんなの本末転倒ですよね。
子どもは、私の操り人形じゃありません。
それに、私は子どもには子どもらしくいてほしい。
時にはわがまま言ったり大泣きしたり、そういうことがあってもいい。
アドラー式子育てでは、子どものことを「褒めない」というのも含まれています。
私は、子どものことは、思いっきり褒めてあげたい!って思います。
子どもを褒めているときが、私子育ての中で一番幸せなんです。
「出来た!」という瞬間を、二人で分かち合って喜ぶ。
「すごいね!」「上手だね!」と褒めて、子どもを笑顔にさせてあげられる。
何より、ママの喜んだ顔や素直な気持ちを見る方が、子どもにとっても、良い子育てにつながる気がするのです。
私自身には、アドラーの「嫌われる勇気」実践していきます!
子育てには否定的な考えを持っている私ですが、自分自身の考え方には是非活かしていきたいなと思っています。
蓮舫さんも、「女性は35歳を過ぎたら愛想笑いは辞めようよ」と言っていました。
そうだよね~。とちょっと共感。
素敵な大人の女性はきっと、他者の顔色ばかりをうかがうのではなく、しっかり自分の意思を持って、時には敵が出来たとしても、自分の気持ちに素直に生きる人のことだと思います。
でもそれはなかなか実践が難しいから、この「嫌われる勇気」のアドラーさんの教えを頭に入れながら、挑戦していきたいなと思います。