昨日、娘とおもちゃ屋さんに行ったら、娘が釘付けになって遊んでいたおもちゃがありました。
それが、2016年11月10日に発売された、「アンパンマンレジスターDX」です。
娘は、いろんなボタンを押したりレジを開けたりして遊んで、
「あい!どうじょー。」
とか言いながら何やら店員さんの真似のおままごとをしている様子。
そこから全く離れようとせず、行くよー!と言っても無視。
仕方が無く、私もその場にしばらく座っていたのですが…
ふと目に入った、アンパンマンレジスターの商品箱。
私はその商品の箱に釘づけになったのでした!
アンパンマンレジスターおもちゃの支払い方法がスマホ支払いになってる!
私が釘付けになったのはこの部分。
え!子ども用のおもちゃなのに、現金払いのほかにスマホ支払いも出来るの?!
すごい時代だなあ~。と思いました。
だって、子どもに「スマホ支払いしたい」っていうニーズがあるっていうことですもんね。
こうやって、世の中の決済方法はどんどんカードやスマホ支払いになって、現金での支払いはしなくなっていくのですね。。
そこで思い出したのが、昔夜中にやっていたドラマ「いとしの未来ちゃん」。
覚えている方は、ほとんどいないかもしれません。
でも私、このドラマの中に、強烈なインパクトで印象に残っている回があるのです。
「いとしの未来ちゃん」のドラマって一体何?
知らない方が多いと思うのでご紹介します。
「いとしの未来ちゃん」は、1997年にテレビ朝日系で土曜日の23時代に放映されたコメディードラマです。
ドラマの内容は、「はるか未来の物語」。2100年の日本。
私はそのドラマの「おしゃれ泥棒」の回をたまたま観て、何と20年間も忘れられず強烈なインパクトとして記憶に残っていたのです。
この回の設定は、人々が現金を全く使わなくなって電子マネーで決済をする時代。
結婚のお祝いをするのも、何をするにも電子マネー上でお金のやり取りをします。
そういった生活をしていると、お金はただの「数字」に。
やがて、電子マネー上の数字が増えても減っても、感情が揺さぶられなくなります。
お金のありがたみがわからなくなります。
その後結局人々は、やっぱりお金は電子マネーじゃなくて「現金」でやり取りするからこそ価値があると思い始めます。
そして、お札の匂いや小銭のジャラジャラ感がたまらなくなり、それだからこそ「お金」は素晴らしい!と現金を使うように逆戻りしちゃう、という内容でした。
ドラマを観て、子どもながらに「現金」は大事にしようと思った
今見返すとすっごくくだらないコメディードラマなんですけどね…(苦笑)
20年前の深夜ドラマだし、こういったクオリティーなのですが…。でも未来への警鐘を鳴らしてすごく深いメッセージがあったのではないかなと思います。
私も日頃、よく電子マネーを使って買い物をするですが、娘にカードを持たせて、決済のところだけ「シャリーン」とやらせてあげることがあります。
「現金」を知っている私たちだから、「電子マネー」の有難さはよく分かりますが、娘からしたらただのカード。
これだとお金のありがたみがわからないかもしれませんね。
スマホ決済は確かに便利。
そして、子どものおもちゃに当たり前にスマホ決済が取り込まれるようになった時代。
だからこそお金の大切さを親がしっかりと教えてあげたいですね。
高いおもちゃを買うには、お札と小銭をこんなに使うんだよ。とわかってもらいたいな。
そして、お金の大切さがわかってくると、物の大切さも少し伝わるかな?と思うので、買ってあげたおもちゃも大事に使ってもらえるように、子どもを育てていけたらいいですね。
あ、でも娘はまだ1歳。
まだ先のことですけどね。
アンパンマンレジスターを見て、こんなことを思ったのでした。