私の育児は、とにかく寝かしつけとの戦いでした。
出産するまで赤ちゃんがこんなにもママの手を離れて寝ないということも知らなかったし、新生児期を過ぎても、寝るまでに時間がかかり、すぐに起きてしまう我が子には本当に苦労しました。
最初は悩んでネットで良い寝かしつけ方法を検索しまくり、次第に寝かしつけ方法の本を読みあさって、
「よし、これでねんね問題は解決だ!」
と思って実際やってみるも、そんなに簡単にはうまくいきませんでした。
寝れない!とばかりに泣きわめく我が子を抱っこしながら、
「もうママが泣きたいよ…」と弱音を吐いたことは、1度や2度ではありません。
そして今は1歳7ヶ月になった娘。
寝かしつけも、夜泣きも全然苦労しない良い子に育ちました!
もちろん、どんな環境でも手放しで何の苦労もせず寝てくれるわけではありません。
でも、子どもと睡眠についての知識が身についたので私がイライラしなくなったことや、ちょっとしたコツを取り入れることで、以前よりも大分楽にねんねをさせてあげられるようになったのです。
今振り返ってみると、もっと早いうちからこうしておけば良かったな、とか
これを知っておけばよかったのにな、ということが沢山あります。
きっと今、ねんねに悩んでいるママも大勢いるんじゃないかなと思います。
そこで、私の体験記を月齢別でまとめてみることにしました。
【生後1~4か月頃まで】背中スイッチとの格闘
生後1ヶ月から生後4ヶ月目あたりまでは、抱っこで寝かしつけをし、その後ベッドに置いたときに泣かれてしまう、あの「背中スイッチ」の悪夢に悩まされました。
寝かしつけるため数十分抱っこゆらゆらをして、
「よし!いよいよベッドに置いても平気かな?」と赤ちゃんの顔を確認していざベッドへ!
そ~っと。そ~~~~っと。。。
赤ちゃん:ふえーーーーーーーーーん!!!!!!!!!
私:ぎゃーん(泣)
本当にこれを何回繰り返したことでしょう。
赤ちゃんが寝てくれたら、洗濯やご飯作りやメイクややりたいことが山ほどあるのに、寝てもママの手から全く離れられず、とにかく抱っこしているままという状態は、とても辛かったです。
そして、会社員時代には効率的に仕事を進めることを目指していた私にとって、寝かしつけに30分抱っこしたにも関わらず、布団に寝かしたその直後に赤ちゃんが起きて、今までの30分が水の泡、というとても非効率な時間の使い方も、精神的にしんどかったです。
「育児」を効率的に進めるって不可能なんですけどね。
最初の頃は、それが頭では分かっていても、どうしても非効率なことが辛かった…
実はスイッチは背中には無かった!お布団への降ろし方、合っていますか?
寝ている赤ちゃんをお布団に下ろす瞬間は、背中スイッチを作動させないように最大限の注意を払うのに、やっぱり起きてしまう我が子。
ネットで検索して、それ通りにベッドへ下ろしているのに、やっぱり起きてしまう。
うちの子が敏感過ぎるのか…
と思っていたら、お布団へ下ろすときの手順が間違っていました!!
スイッチは、背中ではなくお腹とお尻にあったのです。
この事実をしばらく知らなかったので、私はお布団へ下ろすときにはいつもこうしていました。
1:まず、そーっとお尻をお布団につける
2:頭を支えながら、そーっと背中⇒頭の順番でお布団に下ろす
3:手を離す
4:泣かれる(泣)
はい。これ間違っています!
赤ちゃんのスイッチは本当はお尻とお腹にあるので、布団にお尻がついた時点で既にスイッチが作動してしまいます。
そしてそのあと背中をお布団につけると、お腹がママから離れるので緊急スイッチが作動!起きてしまうのですね。
私がたどり着いた寝かしつけ方法はこうです。
1:赤ちゃんの頭をそっとお布団に下ろす
2:首、背中と少しずつ下ろしながら、片手を放す
(もう片方の手はおしりを支える。赤ちゃんのお腹とママはなるべくくっついた状態)
3:放した手でお尻をトントンしながら下ろす
最後までお尻を支えることで、赤ちゃんは安心します。
この方法を試すことで、赤ちゃん着地の成功率は格段に上がりました。
悩んでいた友達にも教えたら、「すごい!感動するほど成功する!」と喜びのLINEがきました!
でも、この方法にも難点がありました。
成功率は上がるものの100%ではないこと、そして、そもそも完全に寝入るまで抱っこしなきゃいけないということです。
身体に何もくっついていないと不安になって寝られない
抱っこでゆらゆら寝かしつけするとき、赤ちゃんがくっついているのはママの身体だけですよね。
でも赤ちゃんは、眠いときに何かにくっついていると安心するので、特に手やお腹など、眠そうな段階から包んであげると、より早く寝てくれるんです。
うちは、生後1ヶ月までおくるみでくるんで寝かしつけをしていたのですが、赤ちゃんが大きくなるにつれ、おくるみは邪魔かな?と思って使用を辞めてしまいました。
これが勿体なかったですね。
私の友達は、生後8か月の今でも、おくるみで寝かしつけをしています。
ちなみに、既に1歳7ヶ月の娘も、寝るときに頭や顔を何かにくっつけたがったり、手を握っていると安心して寝たりします。
なので、おくるみは使えるだけ使ったほうが良さそうです!
安心して早く寝てくれるだけでなく、おくるみでの寝かしつけは他にも沢山利点があります。
例えば、お尻スイッチ・お腹スイッチが作動しにくいこと。
そして、お布団に下ろしても温度差が生じてビックリして起きることが無いこと。
置かれたあとも、何かに触れている状態になるので、安心して寝てくれること。
私もそのことを知って、おくるみを引き出しから引っ張り出して、再度活用しました!
最初は、まだ完全に寝ていない状態でグルグルにされるのをとにかく嫌がりました。
やめて!といった感じで暴れられて泣かれました。。
でも、それでもグルグルにしておくと、次第に慣れるし安心するのか、よく寝てくれるようになりました。
赤ちゃんって、本当に順応性が高いなーと感じた瞬間でした。
最初は嫌がるのに、それを続ければしっかりと、ママのやり方や習慣に応えてくれるんですよね。
偉いなあ~赤ちゃんって!
釈由美子さんも愛用しているせんべい座布団が使える
私は使っていなかったのですが、知っていたら絶対に買っていた!というグッズがあります。
それは、Cuna Select(クーナセレクト)のせんべい座布団です。
釈さんの息子くんの画像がこちら。
気持ちよさそう!
引用:http://ameblo.jp/yumiko-shaku/entry-12213483422.html
このせんべい座布団は、「ゆったりくつろぐ」というコンセプトから生まれた、まるでお布団のような座布団です。
綿がふんだんに詰められ厚みもあり、赤ちゃんが気持ちよさそうに眠れる、寝心地の良いお布団をイメージしています。
赤ちゃんのお昼寝用や、オムツ替えシート代わりに便利と反響があった一躍ヒット商品だそうですが、私はその存在を知りませんでした。
うちの娘は、途中からおくるみの利用を再開して寝てくれるようになったものの、寝たあとにおろしていたのは、リビングのソファーの上でした。
私がリビングで家事を色々とするので、同じ空間に寝かせてあげたかったからです。
しかし、生後3ヶ月で少しずつ身体の移動が出来るようになり、気が付くと起きていてソファーから落ちてしまった!という失敗もやってしまいました。
あのときは身体の打ちどころが悪くなかったか本当に心配したし、私はなんてダメなママなんだと反省しました…
でもこの座布団なら、フローリングの上でも置けるから安心ですし、起きているときはプレイマットとしても使えるし、授乳クッション替わりに使うママまでいるそうです!
それなら、いつでも身近にあるアイテムなので寝かしつけでも赤ちゃんは安心しますよね。
そして、授乳クッションとしても使ったらママの匂いもついて、まさに無敵なアイテムになりますね!
私は授乳クッションも1年使ったら中のビーズがへたれて、使い物にならなくなってしまったので、高い授乳クッションを買う代わりに、このせんべい座布団を買えば良かったととても後悔しています。
寝かしつけ問題は、ママにとっては最大の問題といってもいいので、少しでも楽に、楽しく育児が出来るように、こういったアイテムを取り入れてみるのも良さそうですね!
寝かしつけで困ってるママは、一度クーナセレクトのせんべい座布団をチェックしてみてください!