こちらの記事で、生後1~4か月までの”背中スイッチ問題”への解決方法を書きましたが、その続きで生後5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月の赤ちゃん向けの寝かしつけテクをまとめます!
生後5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月の赤ちゃん向けねんねのコツ
当たり前のように抱っこ寝かしつけを続けていても、生後5ヶ月を過ぎてくると赤ちゃんも重くなり、抱っこが辛くなってくる頃ではありませんか?
私もこの頃、「正直いつまで抱っこ寝かしつけを続ければいいの?もう肩も腰もバキバキで、そろそろ辞めたいんだけど…」と思いました。
生後5ヶ月では離乳食も始まる子が多く、赤ちゃんとしてもまた一歩、大人への階段をのぼる頃ですよね。
ここで私は、抱っこでの寝かしつけを辞めてみました!
眠そうになったら、おくるみで赤ちゃんをくるんでベッドへ寝かせ、添い寝のトントンでの寝かしつけにチャレンジしたのです!
最初は本当にこれで寝るのかな?と不安になりますが、大丈夫です。
親が習慣を作ってあげれば、赤ちゃんもちゃんと応えてくれます。
でもやはり、実践にはちょっとしたコツがあるので、お教えしますね!
生後5か月で、抱っこ以外の方法で本当に寝てくれる?
頭ではわかっていても、ねんねの方法を変えるのはそんなに簡単じゃないですし、最初は上手くいかずに、失敗の連続です。
私もそうでした。
本に書いてあること、ネットに書いてあることを読みあさってはやってみて、「うちの子にはどうしても出来ないな。」と悩んでばかりでした。
でもここで諦めちゃうと後々苦労することに…
私が赤ちゃんの育児をしてきた中でとにかく後悔しているのは、
私が赤ちゃんのリズムに合わせすぎていたことなんです。
赤ちゃんの習慣やリズムは、親が作ってあげないと、いつまでも赤ちゃんは覚えることが出来ず、ずーっと赤ちゃんのペースに合わせた子育てをしなくてはいけなくなります。
最初の頃はそれで良くても、段々辛くなって終いには私が泣ける!という経験をたっくさんしてきました。
なので、どこかで踏みとどまって、赤ちゃんがギャンギャン泣いたとしてもママも踏ん張り、新しい環境作りに是非チャレンジしてほしいのです。
早ければ早い方が、後々ママも楽です。
私が子育てで苦労したのは、本当にココでした。
出産する前は、我が子のために優しく、気持ちを一番に理解してあげられる存在でありたいと思っていました。
もちろん今でもそれは変わりませんが、優しいだけじゃダメ。寄り添っているだけでもダメで、どこかで成長のためのチャレンジの機会を作ってあげる必要があるんですよね。
ということで、生後5ヶ月あたりを目安に、抱っこねんねではなく背中トントンねんねにチャレンジしてみると良いと思います。
私も心を鬼にしてチャレンジしました!
娘が1歳7か月になった今でも、「このままこの習慣を続けていたら、私の気持ちが無理になりそう」と思った時点で、早めに子どもにその習慣を半強制的にさせるようにしています。
例えば、決まった時間以外には携帯は見せないとか、甘いおやつはあげないとか…
最初は大泣きされるので私も心が折れそうになり、「渡してあげちゃった方がずっと楽じゃん・・・」と思うことも多いのですが、そこで踏ん張れば、やっぱりちゃんと理解して、合わせてくれるようになるので不思議です。
知らないと難しい?抱っこ無しねんねを成功させるコツ
では、抱っこせずに寝かしつけをする方法をお伝えします!
私も出来るようになったので、皆さんも何回かチャレンジすれば必ず出来るようになります!
コツ1:赤ちゃんの「眠いサイン」を見逃さない
ここが結構重要なのですが、赤ちゃんは疲れすぎちゃうとギャン泣きを始めてしまいます。
そうなると、ひたすら抱っこであやしてあげないと、なかなか寝られません。
疲れすぎてギャン泣きをし始める前に、眠そうなサインをキャッチして、お布団に運んであげるとかなり成功します!
ちなみに眠いサインは
・ふにゃふにゃ声を出す
・目をこする
・目のまわりが少し赤くなる
です!
そのサインをキャッチしたら、是非コツ2・コツ3を実践してください!
コツ2:夜寝ている環境と同じ場所・明るさにしてあげる
明るい場所だと赤ちゃんも周りが気になり、すんなり寝られません。
特に赤ちゃんは動物的な本能が残っているので、夜とは違う場所で寝る=もしかしたら敵が現れて連れ去られちゃうかも?と不安になっちゃうと聞きました。
カーテンを閉めて、おもちゃも見えないようにして、夜寝ているのと同じ場所に寝かせてあげると成功率が高まります。
コツ3:完全に寝るまで抱っこしない
眠そうになったら、多少抱っこゆらゆらをしてあげてもOKです!
最初からベッドに置いて寝てくれたら楽ですが、そう簡単にいかないのが難しいところ…
大事なのは、完全に寝入るまで抱っこしないことです!
ウトウトしてきたら、お布団に寝かせて添い寝でトントン…
これで寝てくれる日が必ず来ます!
これは感動です!!(ワー!!!!)
そして、今までは抱っこして上から我が子の顔を見ていましたが、添い寝トントンだと可愛らしい我が子の顔が目の前に…!
これは可愛すぎて、キュンキュンするの間違いなしですよ。
私も毎回キュンキュンしっ放しでした!
最後の瞬間に抱っこではなくお布団で寝る習慣を作る
離乳食も始まり、今度は1人でねんね出来る習慣も身につけ、徐々に自立をしていく赤ちゃん。
私は、嬉しいような、寂しいような複雑な気持ちになりました。
でも、この習慣が後々大きな成果を出します!
それは、おっぱいからの自立です!!
私は、この抱っこねんねを辞めたかわりに、いつしかおっぱい寝かしつけが習慣になってしまったんですね。
タイミングが良ければ添い寝トントンで寝かしつけをしていましたが、段々添い寝よりもおっぱいをあげちゃった方がより楽に寝てくれることに気が付き、いつしかおっぱいねんねの習慣を作り上げてしまいました。
そして地獄の日々が始まったのです。
おっぱいねんねの習慣を作ってしまうと、夜中に恐ろしいほど起きるようになる
よしよし。おっぱいなら抱っこなんてしなくても寝てくれるじゃん~!
と、いつしかおっぱいでの寝かしつけをするようになった私。
添い乳まではいかないですが、授乳クッションに我が子を乗せておっぱいを飲ませ、そのまま寝たらベッドへ置く…ということを習慣にしてしまいました。
夜中に起きた時もそうしていました。
すると段々、夜中に4回5回と起きて泣かれるようになり、
泣き方も、前はふえ~んと声を出す程度だったのに、完全にわんわん泣かれ、
前回は1時間前におっぱいをあげちゃっててお腹もすいていないのか、おっぱいあげても寝ない。
仕方なしに抱っこで寝かす。(爆)
置いたら起きそうだから、赤ちゃん抱っこしたまま朝までソファに座って寝て、そうすると朝が来る!
寝た気が全くしない~~~~!!!
発狂寸前でした。
これは、私が寝かしつけの時に、常に「おっぱいをあげる習慣」を作ってしまったために起きてしまった事態でした。
赤ちゃんは、ママが作った習慣に従順です(笑)。
だから、
・少し目が覚めたときに、おっぱいが無いと寝られない! ⇒おっぱいくれ~~~
・眠そうなときにおっぱいをあげちゃっていたので、授乳回数やリズムが乱れた ⇒小腹がすいたらすぐまたおっぱい欲しいよ~
こうして結果として、おっぱいが無いと寝られない状態を作ってしまってました。
しかも、お腹をしっかりと空かせてから母乳を飲ませるのではなく、頻回になってしまい、おっぱいあげすぎ状態になっていたんですね。
なので、ウトウトしてきたら1人で寝る習慣をなるべく早く作ってあげてください!
最後に眠るその瞬間が1人になるようにリズムを作ってあげれば、赤ちゃんはそれが一番眠りやすいと感じるようになり、私のように発狂寸前のねんね習慣にはならないですよ!