よく1歳半からとか、2歳からとか始まると言われている「イヤイヤ期」。
我が家にもやって参りました~~!パンパカパーン!
と言っても、実は娘がイヤイヤ期に突入してるって全然気が付いていませんでした。あはは。
もしかしたら1歳半頃からイヤイヤ期に突入してたのかな?
現在娘は1歳9ヶ月。
確かに自己主張が強くなってきたなーとは思ってたんです。
でもイヤイヤ期ってもっと激しくてどうにもならない状況に陥ると思っていたのですが、そこまでひどいわけでもないので、ただの疲れかな、と思ってました。笑。
普段公園や児童館で遊んでいる娘なのですが、
この3月は、4月から会社に復職する友人と会うために外出が続いていて、
今日は電車に乗って葛西まで。
今日は電車に乗って新宿まで。
といった感じで、あちこち連れまわされて…そのストレスからか、ここ最近は特にぐずることが多かったんですね。
で、そういう「最近結構ぐずって…」という話をしたら、友人から、
「それってイヤイヤ期なんじゃない?」と指摘されて初めて気が付きました!
「ハッ!うちの娘、イヤイヤ期だったのねwww」
ママ疎いわーーー。全然気が付かなかったよ!笑
食べない。帰らない。ママに構ってもらえないとイヤ。我が家のイヤイヤ内容
うちの娘のイヤイヤ内容をザッとご紹介します。
そして記事の最後に、それぞれどう対処しているか、我が家のイヤイヤ対処方法もまとめてご紹介します。
私が、娘がイヤイヤ期に突入しているって気が付かなかった理由は、
「知らず知らずのうちに、結構上手な対処が出来てた」
からだと感じます。(自分で言うのもなんですがww)
なので、「今まさにイヤイヤ期真っ只中で困ってる!」というママに少しでも参考になればいいなーと思います。
まずは!うちの娘(1歳9ヶ月)のイヤイヤの内容はこんな感じです。
【ジッとしてご飯を食べることが出来ない!】
まずはご飯中のこと。
自分の席(キッズチェア)に座りたがらず、大人と同じ椅子に座りたがります。
キッズチェアへの着席はグズって拒否!!
そして大人と同じ椅子に座り…。あ、座ってくれていれば何も問題ないんですけど、
椅子の上に立ったり、さらに軽くジャンプしたり、
テーブルにダーッと前かがみになってテーブルの上のものに手を伸ばして食べ物をあさってつまみ食いしたり。
あとは、自分のお皿から食べなくなりました。
大人と同じお皿から、大人と同じ食べ物を食べたがります。
【公園から帰らない!公園以外の場所に行きたがらない!】
公園が大好きな娘。
雨の日でも一日中、「シュー!シュー!シュー!シュー!」と言って
滑り台をリクエスト。笑。
そんな、超大好きな公園ですから、遊んでいても全然帰ろうとしてくれません。
大変なのは、ママに予定が入っていて公園に連れて行ってあげられないとき。
「あっち!あっち!! シュー!シュー!シュー!シューーーーー!!」
と、いつも行く公園がある方向を指さし、シューを連呼。
娘を諭しながら、駅に向かうのも一苦労です。
【ママが家事をやって自分の相手をしてくれないと、めちゃめちゃ泣く!】
娘が今大好きなのは、おままごとと、お人形さんと遊ぶこと。
そのどちらも、一人遊びをしてくれたらいいのですが、とにかくママに遊び相手をしてもらいたいようで、
洗い物をしている私の足にしがみついて泣いたり、
洗濯物を干している私を見ながら泣いたり、と、とにかく「構ってちゃん」。
私も娘の遊び相手ばかりしているわけにはいかないので、泣かれて困ってしまいます。
【ママに意思が伝わらないとき、ママが思い通りに動いてくれないときにめちゃめちゃ泣く!!】
だいぶママの言っていることは理解できるようになってきた様子の娘。
でも、まだまだ自分でうまく言葉を発音することが出来ません。
伝えたいことが上手く言えなくて、ママに分かってもらえない。
そんなときにストレスのあまり「ウキーッ!!!!」と泣いて、一度泣き出すと収拾がつきません。
また、言いたいことが伝わっても、その通りにママが動いてくれないと、
これまた「キー!!!」と泣きだします。
例えばこんな感じです。
娘「チーゴ!チーゴ!」(いちごちょうだい)
私「もう食べちゃったからないよー」
娘「キー!!!」(号泣)
(スーパーで)
娘「ジューチュ!ジューチュ!」(ジュースが飲みたい)
私「ジュースが飲みたいのね。わかった。ジュース買うよ~」
娘「ジューチュ!ジューチュ!!!」(今、ジュースが飲みたい)
私「買ってからだよ!ちょっと待ってね」
娘「キーーー!!!!」
他にも、着替えのイヤイヤ、歯磨きのイヤイヤ、お風呂のイヤイヤなど、
色んな場面で「イヤイヤ」。
一度泣き出すと、
「ご飯食べるのもイヤ。」「ご飯食べないのもイヤ。」
「寝るのもイヤ。」「起きてるのもイヤ。」
「ほんとどうしたいの?!」ってイラッてきちゃうこともあります。
そもそも、イヤイヤ期ってなぜ起こる?
イヤイヤ期の本格的なスタートは1歳半すぎと一般的には言われていて、2歳がイヤイヤのピークとされています。
多くのママが悩む、この「イヤイヤ期」ですが、実はちゃんとした「成長の証」。
成長とともに、親の言うことも理解できるようになってきて、さらには
「私はこうしたい」「私はこれが好き。これが嫌い。」「ママにもっとこうしてほしい」という自我が芽生えてきます。
しかしまだまだ子どもなので、それを上手に伝えることが出来ません。
結局、「イヤ!」という拒絶を通してしか自己主張が出来ず、もっと伝えたいことが沢山あるのにうまく言葉で伝えられない。
イヤイヤ期というのは実は、「子どもにとっても、すごく辛い期間」なのだそうです。
この、「伝えたいことがうまく伝えられないストレス」って結構大きいと思いませんか?
私も海外旅行に行ったときにうまく英語が使えないと、
「どうしても相手に伝えたい事が伝わらない」
「どうしても相手に伝えたい気持ちが伝わらない」
…と、相当なストレスを感じます。
さらには、伝わらなかった結果として、
「してほしかったことと全然違うことをされる!」
「自分が言ったことを勘違いされて間違った解釈をされる」
ってなると、大人でも「ウキー!」ってなっちゃいますよね。
子どもにとっては、これが日常。
うーん。考えただけで結構辛いかも。
どんなときにイヤイヤが起こるの?
子どもがどんな時に「イヤ!」と言うのかを知っていると、対処もしやすくなりますよね。
イヤイヤが起こる原因は、大きく4つに分けれると言われています。
イヤイヤはなぜ起こる?①「言いたいことがうまく言葉にして伝えられない」
言いたいことはしっかりとあるのに、それを上手く言葉で伝えることが出来ない。
これは、「自分自身にもどかしさを感じている状態」
なので、じっくりと子どもの目を見て話を聞いてあげる姿勢を見せて、コミュニケーションをしっかりと取るようにして、子どもの意図を頑張ってくみ取る努力を見せれば、イヤイヤはかなり改善されます。
イヤイヤはなぜ起こる?②「甘えたい!!!」
イヤ!という反応を見ていると、もうパパやママには構われたくない!って思っているようにも見えますが、実は逆。
パパやママにワガママをぶつけることで「自分を受け入れて欲しい」とか「自分のことをもっと見て欲しい」といった想いを抱いているのです。
そんなときは是非ワガママを受け入れてあげたり、抱きしめてあげたりして、とにかく子どもに愛情を浴びせてあげることで、イヤイヤは改善されます。
イヤイヤはなぜ起こる?③やりたくない!
自我が芽生えてきて、好き嫌いもはっきりしてきます。
やりたくないことを指示されたら、全力で拒否してアピールするのです。
そんなときは、少しだけ子どものペースに合わせてあげるのも1つです。
やりたくないなら、他の遊びを一緒にしてあげて一旦間を置く。
やりたくないなら、子どもが出来る範囲だけで辞めてみる。
少しでもやりたいと思えるタイミングにもう一度挑戦する、などです。
イヤイヤはなぜ起こる?④やりたい!!!でも出来ない。
お兄ちゃんがやっていること。お友達がやっていること。ママやパパがやっていること。どんどん真似したいし一緒に同じことをしたいのに、「自分だけが出来ない」ということがあります。
こんなときは、実は「ママに手を貸してもらいたい」のではなく、「どうにかして自分で挑戦してみたい」という気持ちなので、あえて子どもにやらせてあげる時間を作ってあげると良いそうです。
我が家のイヤイヤ対処法
最近まで娘がイヤイヤ期に突入していると気が付かなかった私。
その理由は、知らず知らずにうちに「上手な対処方法」を実践できていたことと、
ママ自身がストレスを溜めすぎないでいたこと
だと思います。
とにかく私は、子どもが癇癪起こした時に実践していることがあります。
それは、「子どもの欲求を、可能な限り受け入れてあげている」ことです。
食事で、大人と同じ椅子に座りたがったら座らせてあげる。
大人と同じ食べ物を食べたがったら、子どもにも大人と同じ食器を用意して、同じ食べ物を盛ってあげる。
椅子の上に立って遊んでいたら、「危ないから座って」と声はかけるけど無理矢理座らせない。(ちゃんと目視はしています)
食べたくない!ってなったら、じゃあ今は食べなくていいよ。と。
食べたい!ってなったら、「今だったらこれとこれならあるけど、どっちを食べたい?」と聞いて、出せるものを出してあげるとか。
公園から帰りたくない!ってなったら、じゃあもう少し滑り台で遊ぼうか、と付き合ってあげるとか。
家事してるのに、遊んで~!と来たら、家事を中断して10分だけでも遊んであげるとか。
スーパーで「ジューシュ!」とジュースを要求されることを見越して、代わりになる食べ物(おせんべいやパンなど)をかばんに仕込んでおくとか。
ワガママをどこまで許容するかは難しい問題なのですが、
イヤイヤ期の子どもはとにかく
「自分をママに受け入れてもらいたい!」っていう気持ちが強くて、
その気持ちを満たしてあげたら、すっごく落ち着くんです。
力ずくで大人の言いなりにしようとしても、ただただギャン泣きをされるだけで、
子どもにとっても、大人にとっても、精神衛生上良くないですね。。
子どもは、自分を受け入れてもらえた!となると、
同じ子とは思えないくらい、落ち着いて優しい子になるからビックリしますよ!
もちろん、欲求の全てを叶えてあげることは出来ません。
でも、ママ自身が「ま、それでもいっか。」と思えば叶えてあげられることは沢山あります。
私は、本当はお天気の日は朝に洗濯機を回したいけれど、子どもが寝た後夜に回すようになりました。
そしたら昼間、子どもの相手を沢山してあげられるので。
洗い物も、子どもが泣きだしたらもう中断。
辞め辞め!
また夜にまとめてやればいっか。と諦めています。(本当は、とっても目に触るから片付けたい)
洋服も、「これ着たくない!」ってなったら、一旦薄着のままでいさせてみます。
その場で無理矢理着させても、大泣きしてカオス状態になるだけなので。。。
そしてまたしばらくたって、他のことに気が紛れたタイミングで再挑戦したら、意外とうまくいきます。
お風呂も、「イヤ!入りたくない!」ってなったら、一旦ママだけお風呂に入る準備を始めちゃいます。しばらくすると、気持ちを整理して、自分からお風呂場に来ます。
どうしても、大人って「こうすべき!」「こうじゃなきゃダメ!」って思いがちですよね。
でも、子どもにとっては、大人のペースで何でもかんでも進められるのはかなりのストレス。
だから、可能な限り、その場では子どもの欲求を一旦聞いてあげるのです。
すると、子どもも泣き止み上機嫌に。
少し時間がたってから、再トライすれば、結構うまくいくんです!
そしてもう1つは、ママ自身がストレスを溜めすぎないことが大事だと思います。
イヤイヤ期の子どもにキーキー!泣かれたり、ワガママばかり言われると、ついイラっときちゃうんですけど、案外ママ自身がストレスを抱えすぎているから、ということはありませんか?
本当に辛くなったら、たまには子どもを一時保育や託児所に預けて、1人の時間を作ってみてもいいと思います。
私は以前から、区の「ファミリーサポート」に週に1度、1時間半子どもを預けています。
子どもに泣かれたり、家事育児に追われて余裕が無くても、「もうすぐ自分時間がもらえる♬」と思うだけで、気持ちが少し楽になることも。
他にも、託児所付きの整体に行って身体のメンテナンスをしたり、
疲れたら子どもと一緒に昼寝したり。
自分を大事にすることは、全然悪いことじゃないと思うので、ママも頑張りすぎないことが大事だと思うんですね。
イヤイヤ期はママも辛いですが子どもも辛い!
一緒に乗り越えて、絆をより深くしていきたいですね。