アドラー子育てって少し前に流行りましたね!
子どもを褒めず、そして叱らずに、”感謝の気持ち”の「ありがとう」を伝える子育てをすることで、
親>子という関係ではなく、親=子と対等な関係で子育てをするというものです。
私はアドラー心理学の本を読んで、頭では理解できたし共感出来たところも沢山あったのですが、
私は子どもを「すごい!」「上手!」「えらいねー」と褒めることが好きだから、褒めない子育てって私にとっては子育ての楽しさが半減してしまうと感じて、アドラー子育ては実践しませんでした。
でも、「ありがとう」って伝えることはすっごく大切なことだと思うので、ちゃんと1歳の娘に対しても「ありがとう」って伝えるように意識しています。
では、「ありがとう」と「ごめんね」って、皆さんどっちを多く使っていますか?
子育てで多用しちゃうのは、意外とありがとうよりごめんね。
「ありがとう」は沢山言った方がいいのだろうけど、子どもに対して「ごめんね」ってどのくらい言ってもいいのかな…?
子育てをしながら湧き上がってきた疑問…
子どもが小さい(0歳とか1歳とか)のときって、意外と「ごめんね」って頻繁に言っちゃいませんか?
例えば子どもが0歳で、ギャンギャン泣かれたけど理由がわからなくて、泣き続けられちゃったときとか。
あとは、「構って~」って泣かれても、こっちも家事とかやらないといけないことが沢山あってすぐに構ってあげられなかったときとか。
私、結構「ごめんね」
って言ってた気がするんですよね。
今、娘は1歳10ヶ月になり、絶賛イヤイヤ期で、
「もっと滑り台したいー」
「まだおうちに帰りたくない~」
「いやだー!だめー!」
と結構ワガママ言います。
確かにもっと遊びたいだろう子どもの気持ちもわからなくもないのですが、
そこで「もっと遊びたいよね、ごめんね」って言うのってどうなんだろう?と感じてから、「ごめんね」の使い方について色々考えるようになりました。
普段の生活の中で言われる「ありがとう」と「すみません」について思ったこと
ちょと子育てのシーンから離れちゃうのですが、私は前々から「ありがとう」より「ごめんね」「すみません」って言ってしまうタイプの人間です。
それは、「こんな私に」って自分を卑下してしまう潜在意識があるからな気がします。
人の好意に素直に甘えるのが苦手な長女なんです。。
でもふと、日常生活のシーンで考えたときに、
例えば電車の中で妊婦さんに席を譲ったとして、
「ありがとうございます!とっても助かりました」
と言われるのと、
「本当にすみませんでした…」
と言われるのと、どちらが気持ちいいかな?って考えると、
やっぱり、「ありがとうございました!」って言われる方がうれしいですよね。
率直に「喜んでもらえて良かったな♬」と思えます!
もし、「本当にすみませんでした…」って言われたら、
「なんだか悪いことをしたかな…。別にそんな風に言わなくていいのに」
と、なんだか歯がゆい気持ちになりませんか?
他にも、例えば駅のトイレを利用したときに、
「いつも綺麗にご利用頂きありがとうございます」っていう張り紙がしてあるのと、
「こんな公衆トイレなのに…いつも綺麗にご利用頂き、何だかすみません」っていう張り紙(そんなのないですけどww)がしてあるのとでは、気分が全然違います!
「すみません」や「ごめんなさい」は大事な言葉ですが、「ありがとう」ってもし言える場面ならそう言った方が断然いい!ということに気が付いたんですね。
だから、もし0歳の赤ちゃんがギャンギャン泣いて、すぐに構ってあげたかったけどどうしても手が離せなくて家事を優先してしまったあとは、
「待たせてごめんね~」って言うんじゃなくて
「待っててくれてありがとう~」って言った方が良かったかな♬
なんて今思います。
ま、ケースバイケースですけどね!
旦那さんに対して「ごめんね」を多用してませんか?
同じことが旦那さんにも言えると思います。
旦那さんに何かお願い事(食器洗いとか、子どもの世話とか、子どもを預けてみててほしいお願いとか)をするときに、
心の中では、
「それくらいのことならお願いしなくてもやって欲しいなあー」とか
「自分は自由に外出できるのに、私が外出するとは子どもを預ける”お願い”をすしなきゃいけないのってフェアじゃない!」とか思ってるくせに、
いざお願いするときに相手を気遣って下手に出てしまい、
「忙しいのにごめんね」とか言っちゃったり、
お願いしたことを自分の期待していた以上にテキパキ仕上げてもらっちゃったときとかは、どうしてだか罪悪感のようなものが出てきてしまい、
「お願いしちゃってごめんね」とか言っちゃったりして、
気が付いたら「ごめんね」のオンパレードになってたんです。
気が付くと口から出てきてしまっていた「ごめんね」。
を意識的にやめました。
何かしてくれたら、もちろん「ありがとう!」。
助かったら、「ありがとう!助かった~~~」。
のみ!
その方が言ってる方はもちろんのこと、言われる方も気持ちがいい!
だから、最近では旦那さんにも「今日は長い時間子どもを見てくれてありがとうー!とっても助かった!またお願いします!」って気持ちよく言い切るし、
子どもに対しても「もっと遊びたかったのに、そのあとちゃんとママの言うこと聞いてお家に帰ってこれたね!ママのお話し聞いてくれてありがとう!」って、伝えるようにしています。
「ごめんね」を言いそうになったら、是非「ありがとう」に言い換えてみてください!
言う方だけじゃなく、むしろ言われた方にとって、
「ありがとう」の方が嬉しいし気持ちがいい。
そう信じて使ってみると、結構「ごめんね」が減って、楽しいです!
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