私は昨年、必死に働いて貯めてきたお金を手放しました。
そのお金の使い道は「旦那さんのご両親が住む家を建ててあげるため」。
それは、私が結婚の挨拶で初めて旦那さんの実家を訪れてから、いつか実現したいなと夢見ていたことでもあり、
旦那さんが子どもの頃からずっと叶えたいと思っていた「人生最大の親孝行」でもありました。
そして今回の記事では、いよいよお義母さんにサプライズで「家建てます!」と報告したときの話です。
ここまでの経緯はこちらに書いています。
どう伝える?人生最大のサプライズ 「あなたのために、家建てます♡」
私にとって、これほどまでに楽しみなサプライズイベントはありませんでした。
だって、結婚の挨拶のときから6年間ずっと構想してきたことだし、
貯めてきたお金は、ここにくるまでに必死に働いてきた汗と涙の結晶。
家を建ててあげることを決めてからは旦那さんと毎晩のように審議を重ねて、
ファイナンシャルプランナーさんにも相談して準備をして・・・
やっとこの時がきた!という感じだったのです。
大好きなお義母さんが、今の古い家のストレスから解放されて、毎日より明るく楽しく過ごせますように。残りの人生がより充実したものになりますように。
色んな想いをこめて、準備をしてきたのです。
「どんな風に喜んでくれるかな?感動して泣いちゃうかな?」と私はワクワク。
本当は会って伝えたかったのですが、遠方で頻繁に会えるチャンスもないので旦那さんから電話で伝えてもらうことにしました。
赤ちゃんを抱っこしながら、ドキドキで旦那さんの横に座る私^^
旦那さんがお義母さんに電話をかけました!
でた!
最初はちょっと雑談を。
そして、
旦那さん「あのさ、ちょっと今日は大事な話があって」
お義母さん「うん」
旦那さん「あのー。えっと、俺もmikaもいつか仕事引退したりとかしたら九州帰りたいと思っててさ。だから家建てることにしたんだ。で、帰るまでの間、父さんと母さんにその家に住んでもらおうかなって思って」
お義母さん「そうねー、あんたたち、こっちに家建てるっちゃね」
旦那さん「そう。」
お義母さん「いっちゃね!(良かったね) わかったー」
旦那さん「じゃ、そういうことだから」
お義母さん「そんじゃねー。(ガチャ)」
終了。
ちーーーーがーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!
私はショックを隠し切れませんでした。。。(笑)
確かに、「将来お義父さんとお義母さんに何かあったり、30年後くらいにお互い仕事を引退したら、私たちもその家に住むことになるかもね。」とは話してたんです。
でも、
”私たちが将来住むための家をあらかじめ建てて、そこにお義父さんお義母さんに住んでもらう”
のではなく、
”お義父さんとお義母さんのための家を建てる”
のが今回の主旨!!!
なぜそんな言い方をしたのだ、旦那さんよ…
お義母さん、感動の1つもしてなかったしwww
失望と悲しさで愕然とする私。
旦那さん「俺、伝え方下手だった?・・・なんか、伝わったかな?」
私「感動してなかったね。私たちが家を建てることに対して、お義母さんが「うんわかった」って言っただけな感じだね。。。」
と変な静けさが残ったのでした。
ということで、再度電話をかけなおし、
ちゃんと「お義父さんとお義母さんのために建てる」ということを伝えたのですがやっぱり人の心を動かすには最初が肝心。
あまり感動的な感じは無く、終わってしまいました…。
こうして、「義理のご両親に家を建てる」計画が具体的に動き出したのですが、出だしもこんな感じだったし、その後も想定外のことが連続でした。
一番の想定外だったことは、とにかく「お金面」です。
東京に家を建てるのと、田舎に家を建てるのとでは色々な事情が違う。
高齢のご両親が2人で住むための狭い土地が欲しくても、田舎で狭い土地なんて売ってない。
どこを探しても広い土地しかない。
坪単価は安くても仕上がりが高くなる。
固定資産税もかなりかかる。
そして、自分たちが住む家を建てるのと、自分たちが住まない家を建てるのとでは、条件や手続きが全然違う。
私たちが現地に住んでいないから、工務店が提携している銀行からは全て断られ。
しかもその家の立ち位置はあくまで「セカンドハウス。要は別荘扱い」
贅沢品とみなされるので、色々な優遇が受けられないのです。
さらに、土地や工務店選びから契約関連の手続き、地鎮祭、棟上げ、新築祝い、何かにつけて九州へ飛ばなくてはいけなくなり2ヶ月おきの帰省。
色々なことが想定外続きでしたが、良い勉強になりました。
その詳細についてはまた追ってご報告したいと思います!
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